PVアクセスランキング にほんブログ村

こひー書店(cohii book store)

コーヒー愛好家の大学生です。主に人生の役に立ちそうな事を発信します。本ブログの内容は個人的見解も含まれますのであくまで一説です思考の材料にしてください。お問い合わせkazudasa@gmail.com

搾取されたままでいいの?中野信子【著】「キレる!」"書評"

f:id:kalogchange:20200114083233j:image

 

今回は、脳科学者・中野信子【著】キレる!を紹介したいと思います。中野信子さんは東日本国際大学教授として研究をおこなうかたわら、書籍・テレビ等で情報を発信しつづけられています。本書はただ単にキレる(例)煽り運転などその様な不必要にキレる事は推奨していません。キレるの視点が違います。本書では(例)嫌がらせをする人など、自分にとって不利益を与えてくる人たちに自分の大切な人や物を搾取されない様に"必要なキレる"が求めてられています。

 

本書には「キレるスキル」を身に付けて危険やトラブル回避する方法や自分自身がキレて、人や物に当たり散らし後悔しませんか?

 

キレられ放題なのに、何も言えずストレスを抱え込み取り返しのつかない事態になったり、自分であれ他人であれ、「キレる」行為に悩んだ経験はありませんか?

 

 

特にここ最近は、高速道路での悪質なあおり運転(ロードレイジ)、児童虐待モンスターペアレント、海外においては銃の乱射など、感情の暴走が社会問題になっています。

 

昨年度末に煽り運転など規制が強化されました。とはいえまだ煽り運転など悪質な行為は治りません。

 

できれば、誰にもキレず、キレられず、平和な毎日を過ごしたいものですが、キレる発端となる怒りという感情は人間にとって自然なものです。まあこの世からなくなることはありません。

 

本書では、「実はキレて抵抗することが苦手」という著者は「キレる!」という感情について、なくすべきものとネガティブに捉えず、脳科学的に分析しながら具体的な対処法・活用法を考察していきます。キレるも必要という事です。

 

相手の身勝手な怒りや不条理な言動には、上手にキレて、抵抗する必要があるのです。

 

本書を通して、どうキレて、どのように抵抗すると、相手と良好な関係を保ちながら、自分を大事にすることができるのか考えなければなりません。

 

本書は以下の5部構成から成っています。

 

  • 損するキレ方、得するキレ方
  •  キレる人の脳で起こっていること
  •  キレる人との付き合い方
  •  キレる自分との付き合い方
  •  戦略的にキレる「言葉の運用術」

 

f:id:kalogchange:20200114113350j:image

第一章では、なぜキレる必要があるのか、そして、損するキレ方と得するよいキレ方について解説されています。

 

第二章では、キレる人の脳に起きる現象を取り上げ、何が怒りを誘発させ、助長するのか、分析されています。

 

第三章では、キレやすい人に対する対処法です。

 

第四章では、キレやすい自分との付き合い方を、それぞれケース別に提案します。

 

第五章では、「戦略的にキレる」とはどのようなことなのか、上手な切り返し方とそのポイントを、国内外で活躍している言葉の達人を例に挙げながら考察されています。

 

賢く「キレる!」方法が考察されています。

 

日本人はキレ下手な人が多いです。その一因は、親や学校からの教育で、怒ってはいけません?と我慢ばかり刷り込まれることにあるかもしれません。

 

この本で伝えたいことは、キレるということが、必ずしもデメリットだけではないということです。

 

正当な怒りをぶつけることは自分を守ることにつながります。しかし、周囲とトラブルを起こさずキレるには、そのためのスキルと訓練が必要なのです。

 

怒りの正体を科学的に分析しながら、キレる人やキレる自分に振り回されず、「キレ上手」になって賢くキレなければなりません。

 

著者は本書の中で、怒りの感情を上手に生かしていくべき方法を探り、怒りの感情を上手に生かすいくつかの提案を具体的にしています。

 

自分の感情、特に「怒りの感情」をコントロールすることは、大人も子供も必要なことで、有益なことだと思いました。

 

これは、体罰や虐待と言ったものを防ぐ対策だとも考えられます。

 

この本は、「得するキレ方」と「損するキレ方」との違いを対比して説明し、「尊敬できるいい人」になることを目指して論を進めています。

 

本書の冒頭で著者は、「キレる」というコミュニケーションスキルを学ぶことについて述べています。

 

それは「キレ」なければ搾取される、ということで、よいキレ方は正当な怒り、相手に強くこちらの気持ちや意思を伝えるためのものだ、としています。

 

続いて本書では、キレる人の脳で起こっていることを、脳科学の立場から解説しています。

 

主なポイントは以下の通りです。

f:id:kalogchange:20200114113359p:image

 

 

この本の最後では、「戦略的にキレる」ことについて、著者はこう考えています。

 

  •  自分の不利益が見えたら、反論すべき
  •  気持ちはキレていい、言葉でキレてはいけない
  • 面倒な人だと思わせる
  • ユーモアで本質を伝える
  • 苦手なことは自分でやらない
  • 相手との間に線引きをする
  • 持ち上げてから、人格を責めず行動を責める
  • ニコニコしながら主張を通す
  • 「日本語の運用力」を身に付ける
  • 誰も損しないキレ方は大きな武器

 

 

この本を読めば、時には健全に「キレる」ことも必要で、脳のメカニズムから見ても、「キレる」ことは正常なことであることが分かります。

 

あなたも本書を読んで、都合のいい人にならないように、いいキレ方を学んでみましょう!ちなみにダークトライアド(サイコパスなど)をスルーする為に賢くキレて相手にしないようにしましょう。感情的になれば相手の思う壺です。詳しく読みたい方は本書を読み、賢くキレましょう!

 

 

kalogchange.hatenablog.com