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コーヒー愛好家の大学生です。主に人生の役に立ちそうな事を発信します。本ブログの内容は個人的見解も含まれますのであくまで一説です思考の材料にしてください。お問い合わせkazudasa@gmail.com

あなたの友人は本当に友人ですか?「友達とは何か」やっぱり自分と似ている人とは良い人間関係が形成できる?

 

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今回は疑問について紹介していきたいと思います。皆さんもふと思う事はありませんか友情とは何なのか。現代社会でSNSが発達して人間のface to faceのコミュニケーションが希薄になっている傾向があります。とはいえ文字でコミュニケーションをとっているのでこの「つながっている」という感覚は強いように思われます。現に孤独は身体に悪いとされていますが、SNSなどによってコミュニケーションが可能になり孤独感が少なくなっているように感じます。むしろ、友人が多いと思っている人でも孤独を感じる人がいるので、何が正しいかは一概には言えません。

 

そこで今回の内容として自分が友達と思っていても相手が自分を友達と持っている確率は半分?という興味深い研究を見つけました。

 

友達が自分を友達と思っている確率

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それはマサチューセッツ工科大学の研究者たちが実験しました。


これは学生84名を対象にしたもので全員にアンケートを行いました。

 

  • それぞれの人たちが思う思う友達の数
  • 友人との仲の良さを5点満点で採点
  • 他の人が自分に何点を付けたかの予想

 

以上のデータを集めて解析。それぞれの友達の数を、主観と客観にわけて比べました。

 

結果

参加者の95%は、自分の友人関係をお互いにそう思ってる(相互的)なものだと思っていた。わたしたちの大半は、自分が誰かのことを友達だと思った場合、その相手も自分のことを友達だと思ってくれていると考えるそうです。

 

しかし、実際は違いまして、本当に双方向的な友人関係は、全体の53%しかなかったそうです。なんか切ないですよね。

 

実際に自分が友達と思って接していても相手側が自分を友達と思っている確率は約半分という結果です。

 

研究者は、

私たちが実際の友達の数を判断することが本当に苦手なようだ。

といいます。

 

要するに、ほとんどの人たちにとって自分自身が実際よりも友人が少ないのに、傷つくことが怖くて無意識的に友人の数を無意識的に多く見積もる傾向があると考えられます。むしろ友達が少ないと思ってる人たちはわりと自分の友好関係を正しく把握できているのかもしれません。

 

友人は自分と似ているの?

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一緒の映画を見ると脳の反応が同じになるって聴いたことありませんか?


なかでも、友人関係にある人々の脳は、視聴するビデオクリップ中の出来事に対する応答が似ていることを明らかにした論文を紹介します。


これは、Carolyn Parkinsonたちの研究グループ

 


279人の大学院生のコホートの社会的ネットワークの定量化を行いました。

 

 

そのうち42人(女性12人と男性30人、25~32歳)は、機能的磁気共鳴画像(fMRI)実験に参加

 

 

この実験では、被験者にはさまざまなトピックとジャンル「コメディー、ドキュメンタリー、ディベートなど」のビデオクリップのコレクションを視聴し、その間に脳活動の測定が行われました。

 


結果


fMRIの反応によって測定される知覚環境の解釈と情動応答に関与すると考えられている脳領域の活動について、友人関係にある者が同じビデオクリップを視聴している場合の方が、社会的ネットワーク上で遠く離れた人々の場合よりも類似性が高いことが判明されました。


また、2人の被験者の脳活動の類似性を利用して、被験者グループの別の2人の友人関係の状況と社会的距離を予測し得ることが明らかになりました。


Parkinsonたちは、以上の結果に基づいて、友人関係にある人々は、周囲の世界をどのように知覚し、周囲の世界にどのように応答するのかという点で似ている可能性があるという考えが示されています。


このような神経応答の類似点は、社会的ネットワーク上の個人間の距離が遠くなるにつれて減っていったそうです。なんか、納得のいく結果ですよねー。

 

今回の研究では、この関係性を用いて社会的ネットワーク内に特定の友人関係が形成される可能性を予測できることが明らかになりました。

 

よく似たもの同士は惹かれる的な言葉がありますが、今回の実験では外見レベルが近いとかではなく内面も似ているかもって結果です。

 

これまでの研究から、年齢、ジェンダー、民族性やその他の人口統計学上の区分が類似している人々が友人関係を形成する傾向にあることが明らかになっています。

 

しかし、友人関係にある人々は、外的性質が似ているだけでなく、周囲の世界をどのように経験するのかという点も似ている可能性があるのかどうかは明らかになっていないというのが今後の課題です。

 

とはいえ、今回の研究はあくまで仮説にすぎません参考までに、覚えておくと良いでしょう。特に、人の目を気にしている人や友人関係で悩んでる人はそんなに悩まなくても良いと思います。自分も相手も友達と思う確率は半分なのでそんなに重く思う必要がありません。無理に人間関係を構築したり保つ方がしんどいです。自分になんか、似ている人と友達になる方が有効的で、無理して合わない人と付き合う必要はありません。自然に仲良くなり友人になるか、自分から友人になりたい人たちと新しい人間関係形成をしましょう。もちろん既存の友人を大切にする事は必要ですが、無理して付き合っている人たちとは縁を切った方が自分に費やす時間が増えます。

 

 

参考文献

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27002530

https://www.nature.com/articles/s41467-017-02722-7